徳島県のとある堤防遠征2日目、初日はかぶせ釣りで石鯛を狙うも見事に撃沈。
しかし、夜釣りで何とかアオリイカをゲットした。その記事はこちら→石鯛が釣れた堤防に行ってみた
だが、まだまだお土産が足りない。
この堤防、石鯛だけでなく尺アジやヒラスズキまで釣れると以前来た時に聞いていたのでそちらも狙ってみます。
以前の記事はこちら→石鯛を狙って四国遠征 その①、石鯛を狙って四国遠征 その②
深夜3時に起床、サビキで小アジを釣って、その小アジをエサに泳がせ釣りでヒラスズキを狙う。
堤防の付け根辺りでサビキ釣りをしてみるが全くアタリなし。
仕方なく堤防内をウロウロし常夜灯の前で小アジではないが、海タナゴがサビキに掛かってくれた。
その後もねばってサビキ釣りをするが、小アジはどこかに行ってしまったのか全く釣れてくれずに仕方なく1匹だけ釣れた海タナゴを持って堤防の中ほどで泳がせ釣りの準備を始める。
とりあえずサビキにウキをつけて投げて置いて、その間に泳がせ釣りの仕掛けを準備し、海タナゴを針に付けて投入。
ふと、サビキ釣りの方が気になってウキの位置を確認すると見当たらない。
まさかと思いサビキの竿を手に取りアワセを入れてみると、ズッシリと重い!
慎重に巻き上げてみるとビックサイズのアジが海面に現れた。
慎重に抜き上げて改めて見てみるとデカい!
美味しく頂きたかったのでサバ折りして水汲みバケツの中で血抜きします。
血抜きしながらサビキを打ち返すとすぐに気持ちよくウキが入る。
釣り上げると、またまた同型の尺アジ。
ここから入れ食い状態。
結局、マキエのアミエビが無くなるまで釣れ続けて30センチ前後のアジが13匹の釣果。
もっとアミエビを沢山準備しておけば良かったと後悔したが、本命は石鯛。
サビキ釣りの後片づけをして、日が完全に上ってから、かぶせ釣りをします。
堤防の先端にやって来ましたが、昨日とは打って変わって爆風が吹き荒れています。
外海側では釣りになりそうもないので内側でかぶせ釣りをします。
だが、状況は昨日と全く一緒でエサ取りの猛攻撃を受けるだけ。
仕方がないので先ほどサビキでアジを釣っていた時に、1匹だけ釣れたタカベをエサにし、泳がせ釣りをしてみるがこちらも無反応。
帰りの時間も迫って来たので、泳がせ釣りは諦めてかぶせ釣りに専念すると、数投目。
ムール貝が着底後にゴツンゴツンとしたアタリが出ます。
すかさずアワセを入れて巻いていく。
順調に底から切り離したが、中層辺りで元気に暴れる。
久しぶりに良型の魚の引きを味わいながら上がって来たのは、40センチ程で小ぶりだが念願の石鯛。
ここから連チャンすると思いすぐに傷んだ針とハリスを切り捨て仕掛けを交換。
エサのムール貝を投入すると、貝が着底せずにラインがピーンと張って行く。
魚が貝をくわえて泳いでいるのか?
半信半疑でアワセを入れると、やはり魚が掛かっており、イッキに走られた。
リールのスプールを手で押さえ、魚の動きを必死で止めるが、根に潜られる。
何とか出て来てくれないかと、ラインを強めに張った瞬間プツンと切れてしまった。
悔しいが時間がない。
興奮と焦り、小刻みに震える手で仕掛けを組み直し、ムール貝投入。
すると、また先ほどと同様貝がフォール中に魚が喰わえているような違和感。
貝が着底しない。
よく見ると、潮の流れとは微妙に違う方向へとラインが流れている。
もうこれは喰っていると確信し思いっきりアワセる。
ずっしりと重い、上手く掛かった。
今度は先ほど油断していた時と違い十分に体制が整っている。
一気に底から切り離して巻き上げて行く。
少々手こずったが、何とか釣り上げることが出来た。
上がって来たのは、70センチくらいのコブダイ。
オスを釣ったのは久しぶり。
おでこのプニプニを味わってからリリース。
ここで、残りのエサのムール貝の数を確認すると、あと1個。
帰り時間も迫っており納竿しようかと悩んだが、仕掛けを組み直してもう1投だけやってみる。
ムール貝を投入して着底するまでゆっくりとラインを送って行くと、着底後にガツガツとアタリが出たが、すぐにアワセずに集中して穂先を見ながら魚の動きを伺う。
やがてラインが流れ出し、竿の穂先をゆっくりと引いていく。
ここでようやくアワセを入れると、ずっしりと重く大物の手応え。
すぐに底を切る為リールを素早く巻いていく。
やたらと重いが、案外すんなりと浮いてくる。
だが、中層辺りまで浮かせた所で魚の逆襲が始まった。
潮の流れに沿って一気に左側へと泳ぎ始める。
向かった先には堤防の継ぎ目に出来た突起。急いで先回りして何とかかわしたが、まだその先に何かあるのか一目散に泳いで行く。
冷静に魚の動きを見極めようと注視しながらリールを巻き上げようと試みるが、止まってくれない。
ここで、無念のラインブレイク。
後で確認してみると、魚の向かった先には堤防の隙間にスリットがあり、そこに潜られてハリスを切られてしまった模様。
悔しいが、エサも時間も無くなってしまいここで納竿。
帰る前に釣れた石鯛のサイズを量ってみると、40センチ。
まだまだヒヨッ子です。
2回も切られて悔しさばかりが残りましたが、これにめげずに釣行したいと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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