もう泣きそうです。
去年、五島列島「奈留島」遠征で、かぶせ釣りでは好釣果を残せなかったのが頭をよぎります。
昨日からかぶせ釣りを始めて、今日も朝マズメから3時間以上ムール貝を落としているのに坊主に近い釣果。
せっかく五島列島の「椛島」まで来たのに、このままでは終わりたくない。
どんどんとムール貝を落として行きます。
すると、またゴツゴツとしたアタリ。
アワセを入れて巻き上げていく。
強烈な引きで反撃してくるこの手応えは間違いなく石鯛。
もう何度もバラしているので、慎重に慎重に巻き上げて行く。
ついに仕留めました、45センチの石鯛。
サイズは大きくないですが、この遠征中かぶせ釣りでやっとまともな釣果を上げることが出来、ほっとしました。
針掛かりを確認してみると、皮1枚。
いつ外れてもおかしくない状態にヒヤリとします。
冬場の釣りで海水温が低いせいか、石鯛の活性は高くないようで、針を飲み込むような食欲は無い様子。
アワセを入れるタイミングを遅らせた方がよさそうです。
このことを頭に入れて、次のムール貝を落として行く。
すると、すぐにアタリが出るが、ゆっくり待ってからアワセを入れる。
30センチちょっとのサンバソウでした。
まだまだ石鯛はいる。
次々にムール貝を落として行きます。
すると、着底後ゴツゴツとしたアタリが出るが、ここもすぐに合わせずタイミングを見計らいます。
竿の穂先をじっと見て魚の動きを見計らって、完全に走り出したと思われるタイミングで鬼アワセを入れます。
すると、ガッツリ針掛かりはしたが、完全に魚に主導権を握られている。
底からすぐに引き離すことが出来ず、根ズレしてしまいラインブレイク。
これで、4バラし目。
悔しいが、こんなにかぶせ釣りで石鯛のアタリがあることも滅多にないので、メチャクチャ楽しくもあります。
すぐに仕掛けを作り直してムール貝を落とす。
アタリはすぐに出るが、ここでも魚の動きを見計らってからアワセを入れます。
すると、ずっしりとした重量感が来た。
ここで一呼吸置いていると、魚に主導権を握られるため、様子見などせずに一気に巻き上げる。
今度は底から魚を浮かすことに成功したが、中層辺りで足元に潜ろうとする。
両手を一杯に伸ばして引きずり出そうと試みたが、簡単には魚の動きを支配できずにあえなくラインブレイク。
まさかの5バラし目。
船で島に到着したときに薄々感づいていたのですが、ここの堤防は足元が空洞になっているタイプで、潜られてしまうとあっさりとラインブレイクしてしまいます。
過去に細仕掛けでこのような堤防で石鯛を仕留めたことはあるが、今考えてみるとあれは奇跡。
石鯛釣りの攻略が困難なこの堤防、太仕掛けで相当強引にやり取りしないと石鯛は取れません。
面倒ですが、竿とリールを変えることにしました。
仕掛けを変えて、この堤防の攻略をして行きたいと思いますが、長くなってしまったので次回に続きます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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