石鯛を7回もバラした日 ①

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長崎県釣行記
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前回からの続きです。

今日は、五島列島「椛島」遠征2日目。

朝5時に起床し釣り開始。

前日、かぶせ釣りで石鯛を狙うために十分なマキエを効かしているので、今日はかなり期待が持てます。

しかし、石鯛は日が昇ってからでないと釣れない魚なので、朝マズメは遠投カゴ釣りをやってみます。

実は、昨日から仕掛けを作ってちょくちょく様子見でカゴ釣りをやっていたのですが、棚を合わせるのに苦戦していました。

今日もどこの棚で勝負すればよいのか試行錯誤をしている内に、刺しエサが残るベストな棚に合わせることが出来た。

だが、棚アワセに時間が掛かり、期待していた朝マズメはなにも釣れずに終了。

日も昇って来たので、そろそろかぶせ釣りを始めようかと思い、準備をしていると、遠投カゴ釣りのウキがズボンと入る。

慌てて竿を手に取りアワセを入れる。

ちょっと遅れたので大丈夫かと心配したが、ズッシリとした重量感が手に伝わってきた。

リールを巻いてドンドン手前に寄せてくると、グリグリと首を振る感触。

どうやら青物が掛かっているようだ。

ぶっちゃけ、ヒラマサでも釣れてくれないかと期待していたのでテンションが上がります。

しかし、上がって来たのは65センチのメジロ。

長崎県の方ではヤズと呼ばれている魚。

狙っていたヒラマサではなく残念だが、青物が回ってきていると思い、仕掛けをすぐに打ち返してみるが、何の反応もなくなってしまったので遠投カゴ釣りはここで終了。

かぶせ釣りで石鯛狙いに切り替える。

エサは昨日から引き続きムール貝を使用しているが、とにかくエサ取りが湧いていて大苦戦。

気分転換にポイントを変えてみることにしました。

防波堤の外海側へ移動。

早速ムール貝を落としてみると、何とかエサ取りをかわして着底までエサが持つようになった。

しかし、着底後すぐに小魚のアタリが出る。

青色のベラが釣れました。

珍しかったので調べてみると、「オトメベラ」と呼ばれる魚、初めて釣りました。

この後、どんどんムール貝を投入していくが、ここでもエサ取りが湧いてきて苦戦することになる。

ムール貝に小石を詰めたり、遠投してみたりと試行錯誤を繰り返す。

しかし、釣れてくるのはベラばかりで一向に本命の石鯛の気配が感じられない。

それでも、黙々とムール貝を落としていると、エサ取りと思われる小さなアタリだったが、念のためアワセを入れてみる。

すると、ずっしりとした重量感がした後、すぐに魚が走り出す。

完全に油断してたいたが、すぐに体制を整えて、追いかけようと思ったところで針外れ。

バラしはしたものの、本命の石鯛の気配にテンションが上がる。

期待を込めて、次のムール貝を投入。

すぐに、石鯛のアタリが出るかと期待したが、相変わらずエサ取りの猛攻撃が続いており、かわすのに四苦八苦。

そんな中、どうにかムール貝を着底させると、コツコツと怪しいアタリ。

軽く竿を持ち上げてみると、貝の重みがない。

魚が針くわえたまま泳いでいる。

慌ててアワセを入れ、巻き上げていく。

ずっしりとした重量感が手に伝わり、パワフルな引きで反撃してくる。

必死にこらえて、何とか中層まで巻き上げたところで急に軽くなった。

またもや針外れ。

アワセが上手くいかなかったのと、追いアワセを入れるのを忘れていました。

これで、2バラし目

悔しいが仕方がない。

気を取り直して次のムール貝を落としていきます。

すると、あれだけ湧いていたエサ取りが突然居なくなっている。

ここの堤防の沖に養殖生け簀があり、そこに漁船でエサをあげ始めたので、エサ取りもそっちに行ってしまったようだ。

表層にいたエサ取りは姿を消し、ムール貝に小石をちょっと詰めるだけで着底するようになった。

着底すると、すぐにゴツゴツとしたアタリが出る。

今度はばっちりアワセを入れる。

ずっしりとした重量感、忘れずに追いアワセを入れて巻き上げていく。

時折激しく抵抗してくるが必死にこらえて何とか水面近くまで浮かせたところで青色に輝く魚影が見えた。

間違いなく掛かった獲物が石鯛であることを確認して興奮しているところに、魚も最後の抵抗を始めたその時、またもや針が外れてしまった。

これで、3バラし目

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