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世界遺産「屋久島」釣行 5日目、打ち込み釣り&かぶせ釣り

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鹿児島県釣行記
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屋久島遠征5日目、さすがにちょっと疲れが出てきました。

体の筋肉痛と、釣りをしているとどうしても手先に針やライン、魚のヒレ等で小さな傷を負い、それが5日分積み重なって、ズキズキと痛み始めました。

それでも毎日が楽しくて仕方ありません。

今日も大物を夢見て朝早い時間から打ち込み釣り開始しますが、日が昇る迄アタリなし。

打ち込み釣りだけだと退屈するので、今日もサブの釣りを用意。

エサとなるムール貝を奮発して10キロ購入。

屋久島にある宅配便の営業所に送っていたものを昨日引き取って来ておいた。

釣法はもちろんかぶせ釣り。

狙いは大型のイシガキダイ『クチジロ』。

日が昇ってから開始します。

1投目投入すると、潮の流れが速くムール貝が流されて中々着底しない。

着底するのを諦めて2投目潮の流れがよどんでいる場所を選んで投入。

着底はしたが、アタリなし。

すぐに回収して3投目、今度は潮の流れが速い場所に投入。

すると、フォール中に違和感程度のどんよりしたアタリ。

一応アワセを入れてみると、乗った。

あまり引きは強くなくすんなり上がってくる。

モンガラカワハギでした。

この魚も初魚種、うれしいですがあまりおいしくないと評判なのでリリース。

この後同じポイントに投入すると、またフォール中にアタリが出てアワセを入れる。

今度は大物だったのか、巻き上げる最中に反撃に遭い針外れ。

この調子でドンドンムール貝を投入して行こうかと思っていた矢先打ち込み釣りの竿に付けた鈴の音がチリンチリンと聞こえる。

もしかしてと思い打ち込み釣りの竿に目を向けるとガツガツと穂先が叩かれてアタリが出ている。

急いで竿を手に取りアワセを入れてから巻いていく。

若干手こずりましたが難なくネットイン。

奇麗な模様の魚。

新魚種55センチのバラハタでした。

ちなみに今日の釣りエサは屋久島のスーパーで買ったカツオのハラモ。

このエサがアタリだったのかはわからないが、続けて次の1投を投げます。

打ち込み釣りのアタリを待っている間はかぶせ釣りをするのですが、この2つの釣りは、相性が悪いです。

打ち込み釣りのアタリが気になり始めると、繊細な作業が要求されるかぶせ釣りの方が雑になってしまします。

そんな中、かぶせ釣りの最中に横目で打ち込み釣りの竿を見ていると、穂先が強烈に舞い込むアタリが出た。

すぐに竿を手に取りアワセを入れるが、根に潜られる。

無理やり引き出そうと試みるが、出て来そうにない。

とりあえず、ラインを目一杯張った状態で10分ほど様子を見る。

異常なし。

次にラインを緩めて5分ほど待ってリールを巻いてみると、ズルズルと出て来た。

チャンスとばかりにゴリ巻きで魚を浮かせる。

上がって来たのは、またもバラハタだがサイズアップの75センチ。

根に潜られてからの攻防も楽しかったですが、最初のアタリも強烈で癖になりそうです。

打ち込み釣りでそこそこの釣果を出したので、後はかぶせ釣りで狙っていたクチジロを釣るだけ。

しかし、ここの防波堤の先端は潮の流れが速くかぶせ釣りがやりずらい。

仕方なく潮のよどんでいる場所にムール貝を落とすが、着底しても全くアタリが出ない。

そんな状況にもめげずに仕掛けを打ち返していると、ラインがもぞもぞと引っ張られる違和感を感じる。

一応アワセを入れて巻き上げる。

すると、まったく引かないが異常に重い。

ゴミでも引っかかったかと思われたが水面まで浮かしてみるとちゃんと海洋生物でした。

上がって来たのはモンスターサイズのタコ。

重量は4.3キロあり私の釣り歴で、タコの釣果としてはぶっちぎりの1位です。

バラハタと言い、タコと言い、狙っていた獲物ではありませんが美味しく持ち帰る為に氷を準備しないと魚が傷んでしまう。

悩んでいると、地元の方が製氷機の場所を教えてくれました。

すぐに釣り道具を片付けて向かいます。

到着したのは一奏漁港。

地元の方に教えてもらわなければ絶対に解らないような場所に製氷機がありました。

部屋の中に入って自動販売機にお金を入れます。

とりあえず、200円分買ってみました。

外に出て、配管の下にクーラーボックスを置いて、スイッチを押すとバラバラと氷が出てきて100リットルのクーラーボックス1/3くらいまで氷が入りました。

目方ですけど30リットルぐらいでしょうか?

これで釣った魚を十分冷やすことが出来て、明日も釣りの行けます。

製氷機の場所を教えていただいた地元の方に感謝です。

以上になりますが、屋久島遠征まだまだ続きます。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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