屋久島遠征今日が最終日。
夜中はいつもどうり打ち込み釣りをしていたのですが、怪物級のアタリが1回ありました。
エサは昨日かぶせ釣りで釣れたタコ。
アタリは突然出た。
鈴の音がチリンチリンと聞こえたので竿の方に目を向けると竿先がバタバタと揺れている。
急いで竿の置いてある場所までダッシュするが、この間にガチガチに締めていたルールのドラグが力負けしてギューンッとものすごい音を出しながらラインを放出し始めた。
ここで、ようやく竿を手に取ることが出来、慎重にピトンから竿を取り外す。
竿を手に取ると、強烈な引きをもろに体感。
本当に魚に引きずられそうになりますが、どうにかこらえて魚とのやり取りが有利な防波堤の角の方にじわじわと移動します。
移動が終わって魚の抵抗を抑えるべく竿を立て、常にテンションを掛けた状態にするが全くひるむ気配は無く無情にもスプールから糸がドンドン出て行く。
リールの糸が無くなりかけた時に、一瞬魚の動きが緩くなった。
これはチャンス。
ハンドドラグでスプールを抑え、ポンピングし反撃してみる。
残念だが、ここで糸はプツンと切れた。
仕掛けを回収してみると、道糸のPEが切られていました。
しょせん私には取れないような大物だったのか?
悔しくて仕方ありませんが、気を取り直して日が昇ってからはかぶせ釣りに専念します。
今日は潮の流れが安定している防波堤の付け根辺りに釣り座を構えて1投目。
足元にムール貝を落としてみたが、全くアタリが出ない。
昨日からマキエはしてあるので、魚は寄ってきていると思うのだが反応が悪い。
数投足元にムール貝を落としてみたが、アタリが出ないので今度は遠投してみる。
すると、フォール中にフワッと竿の穂先を持ち上げるアタリが出た。
すぐにアワセを入れると、結構パワフルな引き。
上がって来たのは45センチくらいのイシガキダイ。
口元が少し白くなっていて、「クチジロへ」の進化の過程でしょうか。
この後は、段々とコツをつかんできました。
足元では反応が無いので必ず遠投する。
すると、フォール中にアタリが出るが、そのまま着底すると、今度は全くアタリが無くなる。
なので、ムール貝が着底した時は誘いを大きくかけて持ち上げ、もう一度ムール貝をフォールさせる。
難易度はかなり高いですが慣れて来ると、数が伸ばせます。
37センチのイシガキダイ。
35センチのイシガキダイ。
サイズは伸びませんでしたが、写真の他にも2枚イシガキダイは釣れたのでお土産は十分となり、エサも時間も若干余りましたがここで納竿としました。
数日間お世話になった堤防、最後丁寧に掃除をしてお別れです。
温泉に入った後、お土産を買ってから宮之浦港に移動。
ターミナル内で帰りの乗船券を購入します。
帰りも行きと同じフェリー「屋久島Ⅱ」を利用しました。
船内に入り雑魚寝スペースに車中泊で使用しているマットを敷いて出航を待つことなく就寝。
本土の鹿児島港にて桜島が見えて来た所で世界遺産「屋久島」釣行完結とさせていただきます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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