前回の続きになります。
屋久島遠征3日目の朝。
前日より2日間は堤防釣りをして、釣果が今ひとつだったので今日は磯釣りをして行こうと思います。
やって来たのは永田灯台。
この下に一級磯があります。
去年から下見してきたポイント。
今回の遠征でもすでに2度下見に行き、ルートは完全に把握。
本日いよいよ実釣して行きます。
朝マズメに釣りをしたいところですが、安全の為日が昇ってから出発。
ポイントへの入り口は草が生い茂っており、怪我をしないように、長袖長ズボンに手袋まではめて完全装備の上、釣り道具を背負って降りて行きます。
急勾配の獣道をゆっくり降りて行くと、雰囲気たっぷりの磯が姿を表します。
ここからさらに奥に進みポイントへ入ります。
打ち込み釣り開始
ポイントに到着後休む間も無く釣り開始。
釣り方はもちろん打ち込み釣り。
エサは屋久島のスーパーで買ったトビウオを1匹掛けにします。
仕掛けの準備が終わり、第1投目投入。
すると、かなり水深がある。
これは、期待が持てます。
1投目からヒット
仕掛けの投入が終わると、ピトンに竿を置いてようやくのんびり出来ると思った矢先、早くもアタリが出る。
竿の穂先がビクビク揺れた直後一気に舞い込んだ。
すぐに竿を手に取りアワセを入れる。
すると、結構な重量感。
上手く乗った。
一気に巻き上げていくと、手応えはあるがそこまで暴力的な引きでは無い。
上がって来たのは50センチ台のバラフエダイ。
初めて釣ったので嬉しいのですが、シガテラ毒を持っている魚である記憶があり、リリースするか悩みましたが、一応ストリンガーで活かしておきます。
その後は仕掛けを打ち返すが、エサ取りが湧いてしまいトビウオがすぐに取られてしまう。
エサ取り対策
エサ取り対策をしなければ釣りになりそうもない。
イカやタコ等のエサ取り対策を用意しておけば良かったとのですが、持って来ていない。
そこで、先程釣り上げたバラフエダイを切り身にして、エサにする事にした。
針に刺してみると、皮が非常に固くエサ持ちは相当良さそうだ。
早速投入してみる。
20分くらい待って回収してみると、エサはバッチリ残っており、これなら大丈夫。
40号ハリスを切られる。
その後、1時間くらい何も反応が無い時間が続き、エサがバラハタだと反応が悪いのかと悩み始めたが、ここでようやくアタリが出た。
だが、竿の穂先がガタガタと震えた後、一瞬舞い込んだがすぐに戻ってしまった。
上手く針掛かりしなかったのか?
しばらく待って見たが、反応が無くなり仕掛けを回収する。
すると、ハリスが切られており、針は無くなっていた。
ハリスはザラザラで、瀬ズレで切られたようだ。
使っていたハリスは40号。
こんなに太いハリスが瀬ズレで切られるとは思っていませんでした。
この海には怪物が潜んでいるみたいです。
何とかその怪物の顔を見てみたい。
だが、これ以上太いハリスは持っていない。
仕方ないのでまた40号ハリスで仕掛けを組んで投入しますが、その後アタリは出る事なく日が完全に登り、暑くなって来たので竿やリール等貴重品のみ持って一旦撤収。
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