壱岐遠征3日目。
泣いても、笑ってもこの日が最後、前日釣りが終わってからも島の各ポイントを巡って来たものの、悩み悩んだ結果、昨日と同じ堤防へやって来ました。
今日はカゴ釣りを封印。
サビキで豆ジを釣って、その豆アジをエサにエレベーター仕掛けで泳がせ釣り。
そして、もう1本。
本命のかぶせ釣りで、石鯛狙いの竿3本で挑みます。
まずは、泳がせ釣りのエサとなる豆アジをサビキで狙います。
前日同様深夜2時に釣り場へと向かい、準備が整ったのが3時頃。
サビキで豆アジを狙うが、中々釣れません。
前日は、かぶせ釣りの仕掛け回収中にカラ針やカゴ釣りに簡単に豆アジが掛かっており、泳がせをしようと決意したが、この日はさっぱり。
何とか日の出前、うっすらと明るくなり始めたころに3匹ほど豆アジをキープし、泳がせスタート。
釣り人の朝は忙しい。
エレベーター仕掛けを投入後またすぐにサビキで豆アジの確保するために仕掛けを投入するが、釣れる気配がない。
ここで、休む暇なくかぶせ釣りの準備に取り掛かった矢先、ひときわ強い風が吹き、身をかがめる。
すると、エレベーター仕掛けに取り付けた鈴の音が「チリン・チリン」と聞こえる。
慌てて竿を見てみるが、穂先に魚らしき反応はない。
しかし、ラインを見てみると、若干たるんでいる。
念のため、様子をみながら巻き上げて行くと、魚らしき手応え。
ここでようやく合わせを入れると、わずかではあるが魚信を感じる。
段々と巻き上げて行くと、魚の重量感も伝わって来た。
上がって来た魚は、スズキの幼魚「セイゴ」。
釣り上げた時はまだ暗く、ヒラセイゴだと思っていたが、後にマルセイゴと気付いた、残念。
続いてかぶせ釣り。
昨日は日が完全に上ってからスタートしたが、この日は朝まず目からやってみる。
1投目から好反応のアタリが出るが、針掛かりしない。
次、2投目。
同じようなアタリ、今度はじっくりと待ってから合わせる。
掛かった!
すかさず、ぐんぐんと巻き上げる。
余り抵抗せずに上がってくる、嫌な予感。
予感的中、上がって来たのは朝の目覚ましの定番「コケコッコー」ではなく、「ハトポッポー」。
写真を撮り忘れましたが、イラでした。
かぶせ釣りを始めて1年足らずの新米ではあるが、一つ思うのが、2日同じ場所でかぶせ釣りをすると、エサ取りの活性が爆上げするように思う。
昨日は砂詰め無しで行っていたかぶせ釣りも、今日は中層でがつん、がつんと当たってきて、刺しエサが底まで持たない。
たまらず、ムール貝に砂を詰めて一気に海底まで落とすと、ようやく魚が掛かった。
サンバソウですね💦
石鯛釣りのエサ取りが石鯛のパターン。
その後もサンバソウがぽつぽつと釣れて行くうちに、エサ取りの反応も上がりムール貝が瞬殺されるようになって来た。
真夏のこの時期、3日分の石鯛餌を保管するのは容易でなく、この日は虚しく、エサ切れで納竿。
やっぱり、石鯛は幻の魚なのか。
荷物をまとめ山道を登る帰路につきます。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
次回は帰航編。
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