自宅がある兵庫県から車とフェリーで300キロの道のりを旅してようやく隠岐諸島知夫里島へ到着。
早速釣り開始。
初日はかぶせ釣りで石鯛を狙ってみる。
自宅でYouTubeの釣り動画を見ていた時に、偶然見つけたこの釣り方、去年の夏頃に始めて、今ではすっかりはまってしまいました。
かぶせ釣りとは、カキやイガイ等の2枚貝に針を掛け堤防の足元に落とし石鯛やコブダイなどを狙う。
仕掛けは、筏竿や専用ロッドにリール、ラインと針のみで行うシンプルな釣り。
今回エサは、ドブ川で採集してきたカキと、通販で購入したムール貝の2種類を用意。
まずはカキを使用し様子を見る。
ワクワクしながら1投目を投入するが着底前にエサが取られる。
カキの割り方を色々工夫しながら2投、3投と繰り返すがほぼ毎投中層辺りでエサ取りの猛攻に合い着底しない。
カキはエサ取りに弱いので夏のこの時期に使用するエサとして向かないのは解っていたが、ある程度マキエを効かせておく必要があると思い根気強くカキを投入し続ける。
エサ取りが沸いて来たのか魚信すら感じる事無く瞬殺される様にになってきたので、ここでエサをムール貝に変えてみる。
エサは何とか海底まで届くようになったが、着底後すぐにコツコツと小魚のアタリが出た後、仕掛けがふっと軽くなりエサだけ取られて中々針掛かりしない。
そんな中ようやく針掛かりして上がって来たのは。
20センチにも満たない小さなカワハギ。
小魚が足元に大量に集まったいる様子。
マキエを効かせたのは失敗だったのか?
ちょっと後悔しながら釣り場を休ませるため、今晩の寝床の準備に取り掛かる。
釣り場周辺は風が強く飛ばされないか心配なので島の風裏になる少し離れた所にターポを設営。
荷物を最小限に抑えたかったのでマットは用意していない。
今晩はコンクリートの上で仮眠を取る。
その後かぶせ釣り再開するも相変わらず小魚の反応ばかりで、ぱっとしない。
中層辺りにエサ取りが湧いていて、何とかエサが着底はするものの、明確なアタリが出ずにエサだけ取られる。
まだ釣り場を休ませる必要がありそうだ。
日が暮れた後は夜釣りもする予定なので準備をしていると。
海にぷかぷかとバケツが浮いているのを発見。
手に取ってみると、韓国から流れ着いたのかハングル文字で何か書いてある。
ハングル文字は読めないが「LION」と書いてあるので洗剤の容器のように想像出来る。
丁度かぶせ釣りのオモリに使う砂を入れる容器ににピッタリだったのですぐに砂がありそうな所を探すと、
磯場の浅瀬に砂が溜まっている場所を発見したので素手でかき集めて明日の分まで使える十分な量の砂を採取。
釣り場に戻って早速ムール貝に砂を詰めて落としてみる。
砂のオモリのおかげで沈下スピードは上がるが、エサ取りは執拗にゴツゴツトとアタッて来る。
それでも、めげずに繰り返し続けて行くと、急にエサ取りの気配が消える。
待ちに待った時合い突入か?一旦着底したムール貝を持ち上げて誘いをかけると、ゴツゴツとしたアタリがした直後ラインがスーッと沖に走り出す。
すかさず合わせると、適当に調整していたドラグがどんどん出て行く。
スプールを手で押さえて無理やりラインを止めると、魚の勢いが思った程無い。
やや重量感はあるがゴリ巻き出来る大きさ、上がって来たのは。
やっぱりコブダイ。
隠岐諸島にも生息しているのが確認出来ました。
写真を撮った後は丁寧にリリース。
その後、時合いが来たのか良いアタリが続くも。
コブダイがサイズダウンして行くばかり。
その後は、再びエサ取りの活性が上がってくると共に夕暮れも近づいて来たので、この辺りで初日のかぶせ釣り終了です。
まだまだ続く隠岐諸島、知夫利島遠征。
次回は夜のカゴ釣り編です。
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