前日の石鯛釣りで悔しい思いをしたので最終日ラストチャンスに朝マズメに釣行しようと考えていたが夜中の12時頃に目が覚め、眠れなくなったのでそのまま釣りに行くことにした。
狙うのはアオリイカ。
宿から近い雰囲気の良い堤防で釣りをしてみたかったが、昨日カゴ釣りで釣れた小アジをスカリで活かしておいたので2キロ先まで３０分掛けて歩き、昨日釣りをした堤防迄やって来た。
到着後すぐにアオリイカ釣りの準備をする。
仕掛けはいつもの跳ね上げ式のイカ仕掛け。
準備が終わって小アジを活かしてあったスカリを上げてみると、10匹ほどキープしてあった小アジの内生きていたのは5匹だけ。
これでは朝まで持ちそうにないが、サビキの準備もしてきているので気を取り直して活きていた小アジをイカ釣り仕掛けの針に掛けて投入。
待っている間にサビキを準備して小アジ釣りをしていると、ガタンッと音が聞こえた。
もしかしてと思いアオリイカの仕掛けのウキを見てみると、海中に沈んで見えない。
さらに、置き竿にしていた竿の竿尻が浮く程ラインがグングン引っ張られている。
急いで竿を手に取り慎重に聞き合わせをしてからゆっくりと寄せて来る。
ずっしりと重い、中々の大物。
上がって来たのは胴長27センチくらいのアオリイカ。
さすがは五島列島。
いきなり自己記録更新の一杯が釣れてテンションが上がります。
仕掛けを打ち返して次の一杯を狙っていると、すぐにアタリが出るが中々乗らない。
待っている間はサビキで小アジを狙うが、深刻な事に全く小アジが釣れない。
ポイントや棚を変えたりと色々試してみるが釣れるのはエサに使えそうもないほど小型のネンブツダイのみ。
そうこうしていると、またアオリイカ仕掛けにアタリが出た。
しかし、今度は上手く乗らずに貴重なエサの小アジがカジられて死んでしまい残りのエサは3匹に。
もったいぶっても仕方ないのですぐに次の小アジを仕掛けの針に掛けて投入。
しばらく待つと、ゆっくりとウキが沈んで浮いてこなくなった。
最初にアオリイカが釣れた時はラインが持って行かれるほどのアタリだったが今度はかなり弱いアタリ。
ゆっくりと聞き合わせをしてみると小型だが乗っている。
回収してみると、こぶしサイズのアオリイカだったのでリリース。
貴重な小アジを失ったかと思ったが、まだ何とか活きていたので交換せずにそのまま投入。
アタリを待っている間はめげずにサビキで小アジを狙うが全くアタリもない。
さすがに心が折れてアオリイカ釣りに専念。
すると、良いアタリが出た。
ウキが沈んだ後海中で沖の方に引っ張られている。
すかさず竿を手に取りゆっくりと聞き合わせしてみると、今日一の重量感。
慎重に寄せるが、時折猛烈なイカジェットで抵抗してくる。
何とか海面まで浮かせてきて、針掛かりを確認すると足1本。
超緊張しながらタモ入れ。
無事捕獲。
自己記録を1日で更新する胴長32センチ。
めちゃくちゃ引いたので楽しませてもらいました。
その後もアオリイカ釣りを続けるも上手く乗らない。
活きエサの小アジもラスト1匹となりアタリを待つ。
最後にもう1杯追加できました。
サビキ釣りで小アジの確保が出来ればもっと数が伸ばせたと思うが残念ながらこの日小アジが釣れることはなく、エサ切れで納竿。
宿に戻り一休みして、帰りのフェリーに乗る為奈留ターミナルに向かいます。
奈留ターミナル到着後、長崎港に止めてある車の駐車料金割引の機械に駐車券を通しておきます。
その後、フェリーが来る迄時間が有ったので周囲を散策してみたが、近くに観光名所等は無くまた奈留ターミナルに戻ると、乗船券販売の時間となったのですぐに購入。
少し待っていると、行きと同じフェリー「万葉」が入港してきた。
フェリーに乗船すると定刻どうり出航。
3日間お世話になった堤防にお別れしたところで五島列島奈留島遠征終了です。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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