今回は徳島県の堤防に石鯛を釣りにやって来ていますが、石鯛以外にも色々な魚が狙えるので昼間はかぶせ釣りで石鯛、夜はサビキでアジ&釣れたアジを泳がせてアオリイカを狙ってみます。
石鯛釣りの記事はこちら→かぶせ釣りで石鯛狙い
前回この堤防に来た時、朝マズメに尺アジが爆釣したので今回は夕マズメからやってみたらもっと数が伸ばせると考え実践してみる。
前回の記事はこちら→尺アジ連発、石鯛も釣れた!
仕掛けも少し変更、投げサビキの下に天秤を付けて、その下に針と糸を結びオキアミを刺した、サビキとエサ釣りのミックス仕掛けで挑む。
日没前、仕掛けを投入するが、まだ時間が速いのかアジは釣れてくれない。
代わりにスズメダイが時々掛かる。
この時間に小アジが釣ってアオリイカを泳がせ釣りで狙う予定でいたが、思うようにはいかない。
念のためスズメダイを何匹か活かしておいてサビキ釣りを続けていると、チャリコ(真鯛の幼魚)が釣れた。
これだと何とか泳がせ釣りのエサになるだろうと早速イカの仕掛けにチャリコを付けて投入。
沖に投げてほったらかしにしておく。
その間せっせとサビキ釣りをしていると、隣の常連さんがアジを釣り上げた。
次は自分の番かとウキをじっと見るが、中々アタリが出ない。
常連さんはどんどんアジを釣り上げて行く。
上機嫌そうだったのでタナを聞いてみると、1ヒロで釣れていると教えてくれたので、自分の仕掛けもそれに合わせてみる。
すると、面白いように釣れ始めた。
1投1匹の入れ食い状態。
サイズも30センチ前後の良型。
釣ってはサバ折りして海水を入れたバッカンに投入して行く。
ふと、アオリイカの仕掛けに目を向けると、ウキが沈んでいる。
仕掛けに付けたチャリコが潜っているのだと思いながら様子を見ていると、ウキが潜ったままイッキに堤防に向かって走り始めた。
これは、完全にイカがチャリコを抱いて泳いでいるに違いない。
すぐにい赤の仕掛けの竿を手に取りリールを巻いていく。
だが、手ごたえは無くすんなりと仕掛けが上がって来た。
回収してみると、チャリコの頭だけ無くなっている。
確実にイカにかじられているが、サビキで釣れているアジは大きすぎるのでエサに使えそうもない。
仕方なく、頭が無くなったチャリコをそのままの状態で仕掛けを打ち返し、サビキ釣りに戻った。
サビキ釣りでは相変わらずアジが釣れている。
だが、どれも良型で泳がせ釣りのエサには使えそうもない。
もうこうなったら、アオリイカを諦めてアジ釣りに専念しようかと思っていた矢先、イカの仕掛けのウキが海中に沈んで行く。
チャリコはもうとっくに死んでいるので、ウキが沈んだと言う事は、アオリイカが掛かったに違いない。
すぐに竿を持ち替え、慎重にリールを巻いていく。
すると、ずっしりと重く、時折ググーッ、ググーッっとイカの引きが伝わってくる。
丁寧に巻き上げて、上がって来たのは胴長25センチのアオリイカ。
まさか、死んで頭の無いチャリコでアオリイカが釣れるとは思ってもみませんでした。
もうこうなったらエサは何でもいいのかと思い、スズメダイを仕掛けにセットし投入。
サビキ釣りをしながら様子を見ていると、またもやウキが海中へと沈んで行った。
1杯アオリイカを釣って余裕が出たので今度は落ち着いてゆっくりと竿を手に取りリールを巻く。
今度も気持ち良い重量感。
石鯛や青物のやり取りとはまた一味違った面白さ、癖になります。
先ほどよりやや小型の胴長23センチのアオリイカ、ゲットしました。
この調子でどんどんアオリイカを釣って行きたいところだが、泳がせるエサが無くなってしまった。
仕方ないのでサビキで釣れたアジの小ぶりなものをクーラーから取り出してイカの仕掛けに取り付けて投入。
しばらくすると、ウキがポコン、ポコンと動くアタリ。
巻き上げてみると、黒アナゴが掛かっていました。
仕掛けはもうぐちゃぐちゃ。
苦労してほどいて黒アナゴはリリース。
もう一度アジを取り付けて仕掛けを打ち直す。
すると、同じようなアタリ。
また、黒アナゴ。
さすがに戦意喪失、イカ釣りは終了。
サビキ釣りの方もアタリが少なくなって来て、この日はここで納竿。
家に帰ってアジを数えてみると、35匹の大漁。
サイズも大きいもので33センチのデカアジで大満足。
サビキ釣りとエサ釣りのミックス仕掛けでは、7割方がエサの方に掛かったように思います。
アオリイカの泳がせ釣りは活エサの確保が課題になりましたが、チャリコやスズメダイで釣果が出たのは良い勉強になりました。
以上になります、最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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