今回も2馬力ボート釣行になります。
毎回同じようなネタですいませんがこれには理由があって、私は2馬力ボートの出船場所に海水浴場を利用しているので、7月の海開きを迎えるとその場所が使えなくなります。
ですので、それまでに出来るだけ多く出船する為です。
また、出船すれば好釣果も出ているので仕事が休みの日に天気が良ければ出来るだけ2馬力ボートで釣りに行こうと考えています。
2馬力ボート出船
最近は日が昇るのが早くてこの日も午前5時前には明るくなって来るので、その時間までに出船準備をしなければならないので大変です。
この日も深夜0時頃に自宅を出発して現地に到着し、急いで準備に取り掛かります。

午前5時前、準備が完了し出船。
今回はタイトルにも書きましたが、天候があまり良くないです。
南風が強く、予報では昼頃からさらに強くなるようなので、出船場所は天候が悪化した場合すぐに撤収出来る、近場にポイントがある浜坂沖にしました。

出船後湾内でエンジンを止めて海の様子を確認。
風は殆ど吹いていなくて、波も無いので沖に向かいます。

だが外海に出てみると、結構うねりが出ている。
ボートが揺れて油断していると船酔いしそうなレベル。
しかし、風は殆ど吹いていないので竿を出してみることにしました。
タイラバで真鯛&根魚を狙う
今回は竿を3本用意。

いつもはタイラバとジギングの竿2本しか用意しないのですが、最近は毎回青物のボイルに毎回遭遇しています。
今回もあるかもしれないので、念のため安物ですがキャスティングの竿を1本準備しました。
しかし、メインで行う釣りはいつも使っているインチク型のタイラバで真鯛&根魚を狙って行きます。
真鯛
出船後ポイントを何か所か回りながらタイラバをやって行くのですが、この日は朝一から潮が動かず、エンジンを停めるとボートが流れません。
浜坂沖でここまで潮が動かないのは初めて。
しかも魚探には一切ベイトの反応が無い。
これではタイラバは厳しいので仕方く、少し遠いが潮通しの良い岬の先端まで移動します。
30分程時間を掛けてポイント移動。
到着した時はここも潮が止まっていたが、少しの間タイラバをしていると、徐々に動き始めると同時に風も出て来た。
ボートが揺れるので注意しながらタイラバをしていると中層でゴツゴツッとッとしたアタリ。
そのままゆっくりリールを巻いて行くと竿が弓の様に曲がって行き上手く乗った。
さらにリールを巻いて行くと時折ドラグを出す程暴れて来て、首を振ってくる感触がラインから伝わって来る。
この手応えは真鯛。
慎重に浮かせて行きます。

上がって来たのは40センチクラスの真鯛。
とりあえず狙っていた獲物が1匹釣れてくれて良かったです。
アコウ(キジハタ)
この後、真鯛が釣れたポイントを何度か流しながらタイラバをやって行くと、着底後にゴツゴツとしたアタリが出る。
そのままゆっくりリールを巻いて行くと上手く乗った。
さらにリールを巻いて行くとやや重みは感じるがあまり引かない。

上がって来たのは30cmクラスのアコウ(キジハタ)でした。
天候悪化
ようやく調子が上がって来たが、ここで風がさらに強く吹いて来た。
しかも風向きが悪く、帰る方向の反対側にボートが流されている。
このままではまずいので仕方なく30分位掛けて出航場所付近まで戻る事にした。
風は強いが、湾内の風裏であれば釣りは可能なのでしばらくタイラバをやってみる。
しかし、魚探には沢山ベイトの反応が映っているが、一切アタリは無い。
小一時間やってみるが無反応だったので仕方なく風の様子を見ながら、ちょっとだけ沖に出てみる事にした。
シーバス
少し沖に出ると朝一は魚探に反応が無かったが今はベイトが沢山映っている。
風が吹いていて怖いが、ちょっとだけタイラバをやってみる。
すると数投でゴツンッとアタリが出たが乗らなかった。
明らかに魚の活性が上がって来ている。
だが、風は強まる一方でボートは時速3メートルの速さで流される。
危険な状況なので最後の1投と思いタイラバを投入。
すると、中層でガツンとアタリが出てそのままグググッと引っ張って行く。
謎の大物が掛かったが、慌てず竿をポンピングさせながらゆっくりと上げて行く。
だが、かかった獲物も時折リールのドラグを出す程に抵抗して来る。
小型の青物か?
しかし首を振っている感触があるので真鯛か?
だが、それにしては引きが強い。

上がって来たのは60cmクラスのシーバスでした。
タイラバのロッドに掛かると引きが楽しめてめちゃくちゃ面白かったです。
しかし、浮かせた後に時シーバス独特のエラアライで暴れられた上に、タモが小さかったので捕獲するのが大変でしたが、この釣果に満足し撤収します。
最終釣果
この日は昼まで天気が持ってくれると考えていましたが、想定していたより海が荒れる時間が早く出航して3時間で撤収となりました。

最終釣果は真鯛にアコウ(キジハタ)にシーバスの合計3匹。
朝一の海が荒れ始める前が潮止まりで魚の反応が無かったのが残念ですが、徐々に活性は上がって来て、3時間の短時間釣行の割には良い釣果になったと思います。
特にシーバスはお腹がパンパンでコンディションの良い個体だったので、食べるのが楽しみで仕方ありません。
しかし、2馬力ボート釣行は今回のように海が荒れると遭難の可能性があって危険です。
くれぐれも注意しながら今後も釣行して行きたいと思います。
以上になります、最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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