私は普段兵庫県に住んでいるのですが、実家の山口県に年５～６回帰省しています。
その際に実家を拠点に釣りに行く事が多く、今回も用事で実家に帰省。
用事を済ました後、玄界灘の離島「小呂島」に遠征に行こうと考え早朝実家を車で出発。
しかし、道中小呂島に向かう福岡市営渡船のフォームページを確認するとまさかの欠航。
この日は天気がメチャクチャ良かったので渡船は必ず出るだろうと思い込んでいた。
やってしまいました。
実家に引き返そうかと思ったが、すでに福岡の北九州市まで車を走らせている。
朝起きた時すぐに確認するべきでした。
仕方なく急遽釣行場所を変更する。
向かったのは去年４年ぶりにヒラマサを釣る事が出来た長崎県平戸の「生月島」。
生月大橋
山口県の実家を早朝5時頃に出発して、そこからのんびりと高速道路と下道を走って約７時間後の１３時過ぎに生月島到着。
早速生月大橋近くの釣り場を下見します。
遅い時間が功を奏したのか、目的の釣り場は空いている上に風も穏やかで十分釣りをする事が出来そうだ。
生きエサの小アジ調達
釣り場の下見が終わった後は釣りに使うエサの調達に向かう。
去年ここ生月島でヒラマサを仕留めた釣法は泳がせ釣りで、今回も同じ釣り方で狙って行く。
泳がせ釣りは生きエサが無いと始まらないので、まずはサビキで小アジを狙う。
釣り場を移動して、舘浦漁港の湾内にやって来た。
去年はこの場所で小アジが釣れたのだが、時間は夕方暗くなった頃。
今回は昼の１４時、さすがにこの時間は無理かと思いながら仕掛けを準備して行く。
私の愛用しているサビキはタカミヤの大漁ミックスサビキ。
生きエサの小アジだけでなく、尺アジを大量に釣った事もあるのでお勧めです。
昼の１４時にサビキ釣りをやっても小アジが釣れる可能性は低いと思いながらも、生きエサが無ければ泳がせ釣りは出来ない。
その為、最悪スズメダイでも良いので釣れてくれればとサビキ仕掛けを投入。
すると、なんと１投目から小アジが釣れる。
心配は無用でした。
小アジは入れ食い状態で釣れて、２０分で１５匹確保。
生月島のポテンシャル素晴らしい。
生きエサ確保の最短記録を更新したのではないでしょうか。
この後は下見しておいた泳がせ釣りポイントに戻ります。
泳がせ釣り開始
午後3時前、ヒラマサ狙いの泳がせ釣り開始。
全く釣り人が少ないポイントなので竿は２本出します。
ヒラマサ
今回の釣行は１泊２日の予定なので、初日は様子見程度のつもりでいたのだが、泳がせ釣りの仕掛けを投入して弁当を食べ始めると、すぐに竿先がブルブルと震えるアタリが出た。
だが、すぐに反応が無くなった。
仕掛けを回収してみるとエサの小アジが無くなっている。
外れてしまったのか？
そう思いながら仕掛けを打ち返して、しばらく待つ。
すると、また竿先がブルブル震えるアタリが出るが今度も乗らない。
仕掛けを回収すると、今度もエサの小アジが無くなっている。
もはや弁当を食べている暇は無い。
すぐにエサの小アジをセットし、仕掛けを打ち返す。
そして今度こそ獲物が掛かる。
仕掛けの投入後しばらくすると竿先がブルブル震えるアタリが出て、少し待っていると竿先が勢いよく舞い込んだ。
急いで竿を手に取りアワセを入れると、上手く乗った。
中々の重量感と猛烈な引きで抵抗して来る。
間違いなく青物の手応え。
慎重にリールを巻いて寄せて行きます。
上がってl来たのは７０cmオーバーのヒラマサ。
今日は様子見の予定でしたが、早くも狙いの魚が釣れてしまいました。
アカハタ
開始早々ヒラマサを釣る事となりましたがこれに満足することなく、すぐに仕掛けを打ち返す。
青物は群れで回遊して来るので連発してもおかしくは無いので集中してアタリを待ちます。
しかし、３０分くらい待っていてもアタリは出ないので仕掛けを回収していると微妙に重みを感じる。
アカハタが釣れていました。
巨大ヒラマサを逃す
釣り開始早々アタリが連発したが、その後は反応が無くなったので、食べかけた弁当を完食。
やる事が無くなったので夕マズメにイカ釣りをする為の準備に取り掛かるが、竿を車に忘れたので取りに行き釣り場に戻っている時に放置していた泳がせ釣りの仕掛けを遠くから確認すると、竿はつの字に曲がるほど舞い込んでガンガンと揺れている。
放置している間に魚が掛かってしまった。
すぐに走って釣り場まで戻り、竿を手に取りアワセを入れる。
すると、ズッシリとした重量感。
かなりの大物だが慌てず寄せて行く。
しばらく格闘すると魚影が見えて来た。
青物の姿を確認。
しかも、サイズは明らかに先程釣ったヒラマサより大型だ。
だが、空気を吸わせようと海面まで浮かせたところで反転して猛烈な勢いで突っ込まれた。
これに竿を立てて耐えていたその時、急にフッと仕掛けが軽くなった。
痛恨のラインブレイク。
10号ハリスが高切れしてしまいました。
愛用しているダイヤフィッシング ジョイナーの船ハリス。
今までこのハリスで何本も青物を上げてきたが、高切れしたのは今回が初めて。
ちょっと強引にやり取りをしてしまいました。
もう少しドラグを緩めて獲物をじっくりと弱らせるべきでしたが、そもそもヒラマサ相手でハリス１０号は細すぎたかもしれません。
泳がせ釣りでアオリイカ
ヒラマサをバラした後は悔しくてすぐに仕掛けを作り直して泳がせ釣りを続けたが、残念な事にアタリは出ない。
時間は午後５時を回り暗くなって来たのでヒラマサを狙うのは中断してここからはアオリイカを狙って行きます。
仕掛けは今回ささめ針の、イカのりのり天国を使用。
余った生きエサの小アジを針にセットして投入します。
午後６時過ぎ、のんびりとアタリを待っているとウキが沈んだ後何かに引っ張られて潮の流れとは反対方向に仕掛けが流れたので、アワセを入れてリールを巻き上げる。
上がって来たのは胴長２５cm位のアオリイカ。
嬉しい１杯が釣れてくれました。
しかしこの後、数を伸ばそうと仕掛けを打ち返すも根掛りが連発。
このポイントは水深が浅くて根が荒いので攻略が難しいので、イカ釣りはあきらめて明日に備えて仮眠します。
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